相続税の申告の依頼の流れについて教えてほしい。

当事務所においては、ご依頼を受ける際の標準的なパターンは次の通りとなっております。

無料相談・事前説明
相続税についての質疑応答と、当事務所についての業務の特徴報酬の説明を行います。

②ご依頼
ご納得いただいた後に『依頼書兼同意書』にご署名(代表者の方1名でもかまいません)頂き、着手金の請求書をお渡しします。
(①と同じ日とは限りません)
(後日、他のご相続人の皆様とお話合い頂き、依頼するかどうかお決めください)
(着手金は、最終的に報酬から差し引きます)
③ヒアリング
必要資料の説明と共に、詳細なヒアリング(約2時間ほどかかります)と今後の行動予定の策定(スケジューリング)を行います。
不動産に関連する資料(名寄帳、固定資産税の課税明細債等)は早めにお預かりします。

<不動産の資料を頂いてから約1ヶ月
④現地調査
土地・建物について現地調査を行い、ご自宅にお伺いして生活用動産の確認や今後のスケジュールについて打ち合わせを行います。
(土地の数が多く、他府県にまたがっている場合などは、数日に分けて現地調査を行う場合があります)
⑤資料受け渡し
現地調査やその前後で、適宜資料をお預かりします。

<現地調査から約1ヶ月
⑥仮目録の提示
(状況に応じて前後しますが)遺産の仮目録のお渡しとその説明を行います。 また、遺産の漏れがないかどうかご確認いただきます。
⑦遺産目録の修正
新たな事実が判明したことにより遺産や債務を発見した場合には、適宜目録の修正を行います。

約1ヶ月~後>
⑧遺産分割協議
遺産の目録を基に、相続人の皆様にて遺産分割協議を行うこととなります。
(私もその協議に同席し、税務上の特例適用について意見を述べることは可能です)
⑨遺産分割協議書の下書き
遺産分割協議が完了した後に内容をご連絡頂き、当事務所にて遺産分割協議書の下書きを作成します。

約2週間後>
⑩遺産分割協議書の調製
遺産分割協議書の下書きを相続人の皆様にてご確認いただきます。
(修正があれば、⑨と⑩を繰り返します)

⑪調印
ご確認頂き訂正も完了し協議書の内容が確定した後に、正式な遺産分割協議書と相続税の申告書に署名と押印を頂きます。
(手渡しか郵送かについては、事前に皆様と協議しておきます)
(相続税の納付書もできるだけ同時にお渡ししますので、納期限につきましてくれぐれもご注意ください)
⑫申告書の作成
遺産分割協議書に全てのご相続人の方々の署名押印が完了した際には、そのコピーを当事務所が頂き、申告書の添付資料とします。
署名押印頂いた申告書は原本を受領します。
⑬申告書の提出と請求
当事務所より申告書を税務署へ提出し、申告書と添付資料のコピー相続人代表の方へお渡しします。
同時に、当事務所の報酬を請求(着手金の精算含む)させていただき、報酬を受領した段階で完了となります。

【注1】
⑧の遺産分割協議は、必ずしも“全ての”遺産を同時に協議する必要はありません
時価変動リスクの高いものや、既に売却が決まっているもの等、必要に応じて個別に協議を行うことは可能です。
但し、必ず相続人皆様の同意が必要です。
【注2】
遺言書がある場合には、⑧~⑪の遺産分割協議について必要はありません。
但し、遺言記載漏れ財産・債務につきましては、協議が必要です。
【注3】
遺産分割協議が完了する見込みがない場合や、遺言無効裁判などで係争中の場合であっても、相続税の申告と納税は期限内に行わなければなりません
後日、確定した際に改めて申告と追加納税(還付)を行うこととなります。
【注4】
スケジューリングは早めの提示と見直しを行いますので、ご安心ください。
特に、遺産範囲の特定や遺産分割協議には時間を費やしますので、できるだけ余裕を持ったスケジューリングが重要となります。
勿論、随時ご相談を承ります