遺言について(5) ~遺留分(4) 遺留分の相続~

今回は、遺留分の“相続”について書きます。

遺留分というより遺留分減殺請求権という権利を相続人が相続します。
どのような場合に問題となるのか?
ややこしいので、ゆっくりと噛み砕きながらお読みください。

<仮定1>
まず、ご夫婦がいます。
このご夫婦にはお子さんが2人います。
あと、夫には認知した子が1人います。

この場合、夫が先に亡くなった場合の相続人は、妻+子供3人(実子と非嫡出子)=4人です。
(非嫡出子の法定相続分は実子と変わりなくなったのは皆様ご存じと思います。)
妻が先に亡くなった場合の相続人は夫と子供2人(実子)=3人です。

<仮定2>
夫婦は、其々が公正証書で実子2人にのみ相続させる遺言を作成しました。
(非嫡出子への相続は一切記載されていないものとします)

以上2点の仮定があるものとして問題です。
非嫡出子はどのタイミングで遺留分を主張する事が出来るでしょうか。
次回に回答を考えてみましょう。

前回ブログ
遺言について(5) ~遺留分(3) 特別受益~

関連
当事務所の遺言に関する報酬について