贈与について(5) ~農地の贈与~

贈与について、今回は5度目の投稿です。

今回は農地の贈与です。

生前中に農業経営を引き継ぎたいと希望される方もおられると思います。
手続きは色々とあるのですが、一定の要件を満たせば、農地の贈与税の納税は“猶予”されます。
但し、贈与された方がお亡くなりになった場合、その贈与された農地全てを相続したものと“みなして”相続税が改めて課税されます。

もちろん相続税の納税猶予の適用はあるのですが、注意しなければならないのは、贈与から相続迄の期間には一切制限がないということです。
十数年たってしまっていて、「贈与のことなどすっかり忘れてしまっていた」とならないように、注意が必要です。
(相続税の申告期限“内”に手続きを行わなければ、二度と納税猶予は受けられません。)

添付の『農地の納税猶予について』(PDF)にてQ&A形式でもう少し詳しく説明します。

農地の納税猶予について

農地を分散させることなく無税で引き継ぎは出来るのですが、特別受益であることには変わりありません。
もし行うのであれば、遺留分対策を含め、慎重に検討することも必要です。

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贈与について(4) ~株式の贈与~