総務省統計局が、人口推計(平成29年10月1日現在)を発表しました。

先の4月13日、総務省統計局が人口推計を発表しました。
内容は、先日ご紹介しました国立社会保障・人口問題研究所より公表された「日本の地域別将来推計人口(平成30年推計)」とは異なり、現在の増減の状況についての発表です。

まず、「なぜ推計?」とお考えになられた方は鋭いです。
なぜかと言うと、人口の実態は国勢調査にて明らかになる(協力されない方も多いので、どこまで正確かは疑問ですが)のですが、5年毎にしか行われません。
その間の国勢調査が行われない人口の状況を把握する為、統計局が毎年10月1日を基準日として統計データを各種資料を基に計算(推計)し公表しております。

具体的な計算は、“国勢調査による人口”を基準として「人口動態統計」(厚生労働省)「出入国管理統計」(法務局)「住民基本台帳人口移動報告月報」(総務省)や官報告示を基に算出しているとのことです。
因に、全国統計と都道府県別の統計が公表されております。

兵庫県の自然増減率(出生児数-死亡者数を考慮)を見てみます。

          自然増減率
H24/10~H25/9  -1.6‰(パーセントパーミル:千分率)=-0.16%
H25/10~H26/9  -1.7‰
H26/10~H27/9  -2.0‰
H27/10~H28/9  -2.1‰
H28/10~H29/9  -2.7‰

兵庫県は平成24年10月以降から、減少割合が増加している(死亡者数が年々上回っている)ことがよくわかります。
東京はというと、H28/9以前はプラスだったのですが、H28/10~H29/9の期間は-0.3‰でした。
唯一、H28/10~H29/9の期間でプラスだったのが沖縄県の+2.9‰でした。

沖縄県のみで日本の人口減を支え切れるわけがなく、これからの人口減少問題はますます拍車がかかるでしょう。

参考
総務省統計局ホームページ
人口推計(平成29年10月1日現在)‐全国:年齢(各歳),男女別人口 ・ 都道府県:年齢(5歳階級),男女別人口‐