相続税の申告期限は?

本日は、相続税の申告期限につきまして、おさらいしたいと思います。

巷でよく言われるのが、「亡くなってから10ケ月以内」と言われるのですが、これは正しいのでしょうか。

答えは、“必ずしもそうではない”ということです。
正しくは、相続税法第二十七条第一項に記載されております。
「その相続の開始があつたことを“知つた日”の翌日から十月以内(その者が国税通則法第百十七条第二項(納税管理人)の規定による納税管理人の届出をしないで当該期間内にこの法律の施行地に住所及び居所を有しないこととなるときは、当該住所及び居所を有しないこととなる日まで)に課税価格、相続税額その他財務省令で定める事項を記載した申告書を納税地の所轄税務署長に提出しなければならない。」
重要なのは “知った日の翌日から” です。
また、海外に転勤となり住所を海外へ移転する場合には、たとえ10ケ月以内であってもそれまでに行うように(納税管理人≒保証人の届出を税務署へすれば、10ケ月以内です)とされております。

例えば、相続人の中の一人が音信不通であったりすると、その一人だけ申告期限(=納税期限)も異なる可能性がるということです。
但し、音信不通であったことを証明するのが面倒なことと、相続税は遺産の総額をもって相続税の計算を行う為、生死不明の場合を除き相続人全員により同時にされる場合が多いです。