“失踪の宣告”があった場合の「相続の開始があったことを知った日」の補足

前々回のブログの補足です。

前回のブログにて“普通失踪”と“特別失踪”の違いとは何でしょうということで、それぞれの死亡の日と、“知った日”について確認しました。
「死亡の日」と「知った日」について、普通失踪を例にしてもう少し掘り下げて確認してみましょう。

<前提条件>
平成20年3月20日 行方不明⇒警察署に捜索願(今は行方不明者届というらしいです)
平成28年1月15日 家庭裁判所へ失踪宣告の申立て
平成28年11月30日 家庭裁判所による失踪宣告(失踪宣告の裁判確定日)

以上は、あくまでも想定です。 実際は、失踪した日の証明や申立後にいろんな書類のやり取りがあると思います。

この場合ですが、まず死亡の日はいつでしょうか。 正しくは死亡したものとされる日です。
これは、失踪から7年経過した日ですから、平成27年3月ということになります。

では、相続の開始があったことを知った日ですが、審判の確定のあったことを知った日なので、少なくとも平成28年11月30日以降になります。
相続税の申告は、その知った日から10ケ月以内に行うこととなります。

参考ブログ
相続の開始があったことを知った日とは?
“失踪の宣告”があった場合の「相続の開始があったことを知った日」
“失踪の宣告”があった場合の「相続の開始があったことを知った日」の続き