不動産の賃貸借(17) ~タバコのヤニ・臭いについて~

今回は、たばこのヤニ・臭いについて確認します。

賃借人の退去時に部屋に入ってみると、たばこのヤニが壁紙に染みついていて、臭いがなかなか取れない状態であればどうしますか?
以前、賃借人の負担で原状回復すると判断される場合が多いと書きました。
また、賃貸借契約上禁煙にもかかわらずこのような状態であれば完全な用法違反であり責任を逃れる術はないのではないでしょうか。

そこで、「具体的に何を請求すればよいのか?」と質問を頂きました。
あくまでもまずは賃貸人=賃借人間の話し合いにて負担を決めるのでしょうが、一般的には「部屋全体のクリーニング」もしくは「壁紙の張替え」の費用を賃借人に負担させるのが妥当とされているようです。
といっても臭いはなかなか取れませんので、次の入居者の家賃は減額やむなしとなるでしょう。 その損失の補てん分を払ってくれと言いたくなりますが、そこまでは無理のようです。

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